6/4 20:31 UP!
帰ってから眠れた、という報告
「帰ってから、久しぶりに、深く眠れました」というDMが、後日届くことがあります。
たぶん、いちばん嬉しい種類のDMです。
その方は、ふだん、寝つきがあまり良くないことが多いそうです。寝る前に頭の中で、その日の出来事を再生してしまう。明日の予定を反復してしまう。眠りに入る手前で、思考がうるさくなる。
ここで90分過ごしたあと、ふだん寝るときのうるさい思考が、なぜか静かになる。それは、私が何かをしたから、というより、お客様の体が、自分で静かさへの道を思い出したから、というほうが近い気がしています。
私の側の手は、その「思い出す」をできるだけ妨げないようにしています。手を強く入れすぎると、思い出すべき静かさが、刺激に上書きされてしまう。だから、私の手は、たいてい、控えめです。控えめさは、技術がないからではありません。控えめにすることが、技術なのだと思っています。
帰り道に、もう睡眠の片鱗が始まっている方がいます。電車で目を閉じて、寝過ごす一歩手前まで眠れた、と教えてくれる方もいます。家に着く頃には、もう眠りの体になっている。
寝つきが変わるというのは、その日だけのことではなく、しばらく続くことが多いようです
たけと




