今日は女性の身体の構造を勉強する機会があって、知らない世界をのぞいたような気分になった。
骨盤の中には臓器がきれいに並んでいて、それらを支えているのが骨盤底筋という筋肉だと知った。
日常の姿勢や動きに合わせて絶えず働いていて、無意識のうちに身体を守っているという事実が印象的だった。

膀胱の出口には二種類の括約筋があり、腹圧の変化に敏感に反応する。
くしゃみや笑った瞬間のちょっとした圧力の変化にまで調整していると聞いて、仕組みの緻密さに驚いた。

尿道の周囲には小さな腺組織があって、これは人によって大きさや存在感が大きく違いがある。
血流の変化によって周囲の組織がふくらみ、圧力のかかり方が変わることも自然な反応らしい。
同じ構造でも反応が人によって全く違うという話が特に興味深かった。

骨盤の形、筋肉の強さ、腺の発達、神経の反応、そういった個々の違いが積み重なって、その人らしい身体の反応をつくっている。
同じ仕組みを持っていても、同じ結果にならない理由が少し分かった気がする。

自分とは違う身体の構造を知ることで、世界の見え方が少し広がった。
知ることっておもしろい。


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