「数日、仕事を休んじゃった、やばいよ。」
そう言いながら、
焦りを隠せない人もいるだろう。

ベッドから起き上がれず、
気づいたら時間だけが過ぎてしまう日。
何もしていなかったわけじゃない。
心の中でいろんな感情と
向き合っていたのかもしれない。

起き上がれたけれど、電車に乗れない。
目的地に辿り着ける自信もなく、
途中下車して引き返したくなる日もある。

電車に乗れたけれど、
職場の前で足がすくんで入れない。
胸が苦しくて、外行きの格好のまま、
夜までネカフェで時間を潰す。

いろいろな「苦しみのかたち」があります。

「頑張ってる人に
頑張ってと言わない方がいい」
と言われます。
「あなたがいなくても仕事はまわるから、
ゆっくり休んでね」
そんな言葉もありきたりで
気休めにもならないことがある。

推し活や担当のために無理をして
体調を崩してしまう人もいる。
本来、あなたを心配してくれる人なはず。
もし、心が満たされる時間があれば、
そうはならずに済んだかもしれない。

本当に頼る術がなかったら、
手札がなくなってしまったら、
結局また自分が立ち上がって、
頑張るしかないのが現実だ。

だから僕は思うんです。
その「立ち上がる前の時間」に、
誰かがそばにいて、
手を握ってくれること。
ただ静かに、温度を分け合えること。
それが“メンケア”の役割
なんじゃないかなって。

今日も誰かが、
立ち上がるための少し前にいます。
その時、僕はそばにいたい。
そして、また立ち上がれる日が来ると
信じています。

深夜早朝のお誘い、
急な呼び出しも大歓迎、
いつでもお待ちしております。

＊ 広臣 - HIROOMI - ＊