キャッチボールとか、
ドッジボールって、
昔はあんなにやってたのに、
今はやる場所も少なくなった気がする。
地方だとまだあるのでしょうか？

思えば、言葉のやりとりも、
そういう“キャッチボール”
みたいなものかもしれません。

経営者、国家資格保有者、
OL、主婦、芸能人、夜職、
どれだけすごい肩書きがあっても、
たとえどんな人であっても、
「自分の気持ちを文章にしたり、
言葉にしたりしないと、
整理できないこと」
ってありますよね。

社会通念や時代の流れ、
日々の役割や責任感の中で、
感情や欲求を
そのまま置いておける場所って、
意外と少ない。

言葉にするのって、IQの高さとは、
また別の問題だったりする。
うまく説明できないことも、
時間をかけて、誰かと話しながら、
ゆっくり整えていけばいい。

女風は、そのための場所でもある
と思っています。

ただ快楽を得るための場所じゃなくて、
誰にも言えない気持ちに、
言葉をつけていく。
整理して、手放す準備をする。

そういうのも、僕の売りの一つ
なのかもしれません。

幅広い経験と、想像力、
常に歩み寄って考える力、
そして、ときめきや青春、
人々の共生を忘れないこと。

それは、こうした時間を
実現するための一つの鍵であり、
同時に、セラピストとして
一番難しいことでもあるように感じます。

性格やブランディングの問題ではなく、
女風という場が、
多様なニーズに応えてきた結果、
その先にある役割だと感じています。

最高のサービス業の一つだと思っているし、
今後も自分なりに
役目を果たしていきたいです。

＊ 広臣 - HIROOMI - ＊