女性専用風俗 東京秘密基地本店 (出張専門) | 第22話 イギリスで覚えた、紳士が守る沈黙

3/15 19:23 UP! 第22話 イギリスで覚えた、紳士が守る沈黙 TAKETO(タケト)(25)

TAKETO(タケト) 第22話 イギリスで覚えた、紳士が守る沈黙



ロンドンの ソーホー。

金曜の夜は
どこのパブも混んでいる。

木のカウンター、
少しぬるいエール、
低い照明。

地元の人たちは
立ったままビールを飲む。

その日、
カウンターの端に
スーツ姿の男性が座っていた。

ネイビーのスーツ。
40代くらい。

バーテンダーは
彼のグラスを見て
何も言わずに同じビールを注いだ。

常連らしい。

少し話すと、
シティで働いていると言った。
金融の仕事だった。

途中で
スマホが震えた。

画面を見て
彼は少しだけ眉を動かした。

でも、
何も言わない。

ビールを一口飲んで、
窓の外を見た。

しばらくして
彼がぽつりと言った。

「今日は
 少し長い一日だった」

それ以上は話さない。

こちらも
それ以上は聞かない。

イギリスでは
人の事情を
深く聞かない。

それが
礼儀だから。

しばらくして
彼はこう言った。

「君は
 聞かないね」

少し笑って
こう続けた。

「ロンドンでは
 それが一番のマナーだ」

人の話を
無理に掘らない。

言いたくなったときだけ
言えばいい。

それが
大人の距離。

女風の現場でも
似ていると思う。

仕事のこと
家庭のこと
恋愛のこと

普段は
誰にも言えない話を
ぽつりと話す人がいる。

でも
無理に聞かれると
話したくなくなる。

だから
聞きすぎない。

話したいことだけ
置いていけばいい。

もし
誰にも詮索されない場所があるとしたら

どんな話をするだろう。

たけと
 

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